シャープの2008年度上半期(4月~9月)連結決算は,円高の影響に加え,携帯電話機の販売落ち込みなどが響き,減収減益の厳しい内容となった(決算資料)。売上高は前年同期比4.8%減の1兆5624億円,営業利益は同35.8%減の507億円,経常利益は同48.0%減の375億円である。為替変動による減収要因は635億円という。
夏普2008年度上半年(4月~9月)合并结算结果显示,受日元升值及手机销售业绩低迷等影响,最终减收减益。销售额比上年同期减少4.8%至1万亿5624亿日元,营业利润比上年同期减少35.8%至507亿日元,经常利润比上年同期减少48.0%至375亿日元。因汇率变动导致减收635亿日元。
携帯電話機の出荷台数は,対前年同期比33%減の542万台に落ち込み,「約1000億円の減収要因になった」(シャープ 代表取締役 副社長執行役員の濱野稔重氏)という。出荷台数の内訳は,国内が464万台,海外向けが78万台である。2008年度第1四半期から不振が顕在化した携帯電話機の事業について,濱野氏は「下期も厳しい。(販売方式の変更などで)消費マインドが冷え込んでいる。回復にはかなりの時間がかかる」とコメントした。シャープは下半期で,中国市場向けに中?下位機種の品揃えを強化することで,通期での販売台数の落ち込みを抑えたい考え。2008年度通期では,国内970万台,海外200万台で計1170万台の出荷を目指す。
手机供货量比上年同期减少33%,降至542万部,“成为减收约1000亿日元的主要原因”(夏普代表董事副社长执行董事滨野稔重)。其中国内供货464万部,海外供货78万部。关于从08年度第一季度就开始明显低迷的手机业务,滨野表示“下财年仍非常严峻。(由于销售方式变更等)消费欲望减退。要花很长时间才能恢复”。夏普计划下半年面向中国市场强化中低端机型的产品阵容,以抑制全财年销量下滑。08年度全财年的目标是国内供货970万部,海外供货200万部,共计1170万部。
液晶テレビは,出荷台数こそ同28%増の428万台に増えたものの,単価の下落により,売上高は同1.2%減の3784億円となった。2008年度通期では,出荷台数は同33%増の1100万台,売上高は4.4%増の8500億円を見込む。
液晶电视的供货量增长28%至428万部,但由于单价下滑,销售额比上年同期减少1.2%至3784亿日元。预计08年度全财年的供货量将比上财年增长33%至1100万部,销售额将增长4.4%至8500亿日元。
電子部品事業では,液晶パネル,太陽電池とも好調に推移した。液晶パネルは亀山第2工場の増産効果により,売上高が同20.2%増の3435億円に。太陽電池はシリコンウエハーの調達にメドがつきフル生産体制に入ったことで,売上高が同36.4%増の930億円となった。
电子部件业务方面,液晶面板和太阳能电池均保持良好势头。液晶面板方面受龟山第二工厂增产效果推动,销售额比上年同期增长20.2%至3435亿日元。太阳能电池由于硅晶圆采购已有眉目且进入了满负荷生产体制,销售额比上年同期增长36.4%至930亿日元。